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骨造成(骨を増やす処置)を行えばインプラントを埋入することができます。

2023.06.20
姫路市今宿の歯科医院 ひめじオリビエ歯科クリニックの松本です。


先日左下の奥歯にインプラント埋入手術を行った患者様です。
元々の骨の幅が3mm程度しかなく、この状態ではインプラントを埋入することが出来ないとのことで、インプラントと同時にGBR(骨造成処置:骨を増やす処置)を行いました。
左CT画像の術前では3mm程度しかなかった骨が、術後は6mm近くに増加しているのが確認できます。
インプラントの頬側(外側)には2mm以上の骨があった方が長期的な予後が得られやすいです。

骨が少なくインプラントが出来ないと言われた患者様は一度ご連絡いただければと思います。

〜インプラントの骨造成術について〜
インプラントの骨造成術は、インプラント治療において非常に重要な役割を果たします。この手術は、患者の骨量が不十分である場合や、骨密度が低い場合に必要となります。使用する材料や術式は骨の少なさや部位によって変化します。

骨造成術は自家骨移植や人工骨、骨代替材料を使用して行われます。この手術によって、患者の骨量を増やしインプラントを正確かつ安定した位置に配置することができます。
骨造成術は、正確な手技と高度な技能を要するため、経験豊富な歯科医師によって実施されることが望ましいです。また、患者の健康状態や治療前の検査結果に基づいて、手術の適応とリスクを正確に評価することも重要です。
骨造成術は、インプラント治療の成功に不可欠な要素であり、患者の口腔健康を維持するためにも重要です。正確な手技と適切な治療計画によって、骨造成術を行うことで、患者の口腔機能を回復し、健康的な生活を送ることができます。

院長

松本 憲一
ひめじオリビエ歯科クリニック院長の松本と申します。当院ではインプラント治療、審美セラミック治療、精密根管治療に力を入れており、なるべく患者様に負担が少なく長持ちする治療を心がけています。こちらのブログでは当院で治療を行った治療例を記載させていただいていますので参考にしていただければと思います。
歯のことでお困りの方は気軽に当院にご相談ください。
  • 略歴
    • 国立岡山大学歯科部歯学科卒業
    • 姫路赤十字病院 研修医修了
    • 岡山大学大学院歯薬学総合研究科 博士課程修了
  • 所属学会・資格
    • 日本口腔外科学会 認定医
    • 日本インプラント学会 会員
    • インビザライン 認定医
    • ヨーロッパインプラント学会(EAO) 会員

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